タイヤの寿命は、使用状況や劣化の具合などによって判断されます。
一般的には、スリップサインと呼ばれるサインが出たら(具体的には溝が1.6mm未満になった場合)交換時期とされています。
※スリップサインが出ていなくても、傷や深いひび割れなどがある場合は、交換をご検討下さい。
タイヤのダメージ例
ピンチカット
タイヤ横側の一部に盛り上がったような変形がある場合は、強い衝撃などが原因で、内部のコードが切れている非常に危険な状態です。
※適正な空気圧にも関わらず、タイヤ横側に帯状の凹凸が出来る場合がありますが内部構造上起きることがあり、不良品ではありません。
ひび割れ
紫外線や熱などによる劣化や空気圧不足などによる過度の屈伸、傷などによる局部への応力の集中、タイヤワックス・ツヤ出し剤などの塗り過ぎが要因で、症状が現れることがあります。
ひび割れ(オゾンクラック)
ミゾ部の裂け(グルーブクラック)
<タイヤ専門店のこだわりパンク修理>
タイヤ外面からの修理では、内側のキズは確認できません。エアーが少ない状態で走行したタイヤの損傷もわかりません。
「修理後も安全に使用可能か確認しながら修理する」
それがこだわりの修理です。
1. パンク発見
外からのキズの程度、刺さっているものを確認する。
タイヤに釘がささっている
2. タイヤを外す
ホイールからタイヤを外して修理開始。
3. タイヤ内側からの確認
タイヤの内側から刺さっている物を確認して、刺さっている場所、角度等をチェック。
タイヤ側面内側の「キズ」「シワ」なども確認して、修理可能か判断する。
(場合によっては修理をお断りする場合があります)
外から見たら問題なさそうですが
バラシて中を見ると修理不能なタイヤ
内部の様子も点検して修理
4. 修理開始
タイヤ内側のカーカス(チューブの代わりになる部分)をキレイに薄く削り、脱脂して修理専用接着剤を塗ります。
キズの程度によってプラグタイプの修理材を内側から施工してから、カーカス部分を削り接着剤を塗ります。
(このまま5分~10分表面が乾燥するまで待ちます)
プラグタイプの修理材
5. キズを線と面のダブルで修理
穴を完全に防ぎます。
修理材を内側から施工して、面でエアーもれをストップ。
6. 最後にタイヤを組み付けてチェック
水槽に入れてエアー漏れ等がないかチェックする。
※他のタイヤもエアーチェックして作業終了!
パンク修理代 税込 1本 2,100円 より承っております。